第二十四話「【出張ドッグシャンプー】中年サラリーマンが起業家として旅立つ」の続きです。
同級生の獣医師は、ボクが起業する出張ドッグシャンプービジネスを鼻で笑った。
でも彼はその後に・・・
ある日、ボクは高校の同窓会に親友のタケシと出席していた。
数十年ぶりに約100名の同級生たちが集まる比較的大きな同窓会で、高校卒業以来初めて会う同級生も多く、顔が全く思い出せない人も多かった。
この同窓会の幹事は高校時代に優等生だったケンジ。
彼は某国立大学の大学院を卒業して獣医師となり、今は大きな動物病院の勤務医として働いているそうだ。
会食はビュッフェスタイルで、時間が経つにつれて気が合う仲間同士が自然に集まり、幾つかのグループが形成されていた。
ボクがいるグループにタケシの他に高校卒業後も日頃から付き合いのあるメンバー10人程が集まっていた。
そのグループに幹事のケンジがやってきた。
「タケシ、久しぶりだな。」とケンジ。
高校時代に仲が良かった二人は話に花が咲いていた。
しばらくすると、タケシはボクの腕をつかみ、自分の方に「グイっ」と引き寄せてからケンジにボクのことを話し始めた。
「こいつ今度、出張ドッグシャンプービジネスを起業するんだって。ケンジは獣医師だろ?力になってやってくれないか?」と、ボクのために頼んでくれたのだ。
「出張ドッグシャンプー?そんなビジネス聞いたことないな。どんなビジネスなんだい?」
それに対してボクは、ビジネスの内容を簡単に説明した。勤めていた会社を辞めて起業することも付け加えて。
するとケンジは「ふん!」と鼻で笑い、「ペット業界未経験で起業するのか?この業界はそんなに甘くないぞ。俺は獣医師になってずっとこの業界にいるからよく分かる。そんなのやめておけ。」と、言葉を吐き捨て、「タケシ、またな。」とそそくさとその場を立ち去っていった。
タケシとボクは呆気に取られた。
タケシは心配そうに「お前、大丈夫なのか?」と、ボクの顔を覗き込んで来た。
ペット業界では地位のある獣医師からのそんな言葉を聞いて、親友のことが心配になったようだ。
ボクは背筋をピンと伸ばし、着けているネクタイの結び目を「キュッ」と絞り上げ、いっぱしの起業家を気取ってみせてから
「まあ見てろ。そのうち分かるさ。」とさらりと答えた。
ついでにボクは心の中で「ケンジのやつ、全然わかってないな。」とつぶやいた。
同窓会から3か月後、ボクは予定通り出張ドッグシャンプービジネスを起業した。
SNSを通じてそのことを報告すると、同窓会の時にSNSアカウントを交換した同級生たちからたくさんのお祝いメッセージが届いた。
その後も、起業1年目でシャンプーした犬が延べ1,000頭を超えたことや、3年目にはスタッフを一人雇うまでになったこと、5年目に2店舗目を開店してドッグサロンカーが3台体制になったことなどを報告するたびに称賛と応援のメッセージが続々と届いた。
ボクはその応援を励みに前を向いて歩み続け、開業してから9年目、全国10エリアに展開する出張ドッグシャンプーグループの代表になったことを報告することができたた。するとその反響はものすごく、これまで以上に熱いお祝いのメッセージがたくさん寄せられた。
それから間もなくして、ある人物からSNSのダイレクトメッセージが届いた。
「ご無沙汰てます。ケンジです。グループの代表就任おめでとうございます。同じペット業界で働く友人として誇らしく思っています。」
なんとケンジはボクのSNSをフォローしていたのだ。
(後から知ったことだが、親友のタケシがボクの投稿をケンジにシェアしてたらしい。)
このメッセージには続きがあった。
「私は勤務医を卒業して、自分の動物病院を開業することになりました。そこで相談なのですが、私の動物病院と業務提携しませんか?」
このボクが、ペット業界で地位のある獣医師のケンジと肩を並べた瞬間だった。
数日後、ケンジが事務所を訪ねてきた。
業務提携についての打ち合わせをするためだったのだが、ボクが出張ドッグシャンプービジネスを軌道にのせたことが未だに信じられない様子で、ボクは質問攻めにあっていた。
「なんで出張ドッグシャンプービジネスを起業したのか?」
「出張ドッグシャンプービジネスとはどんなビジネスなのか?」
「どうやって未経験で起業して軌道に乗せたのか?」
ケンジの質問に対してボクは、出張ドッグシャンプービジネスとの出会を話した。
「ケンジが幹事をしてくれた同窓会の1年くらい前だったと思うんだけど」とボクは続けた。
「会社をリストラされて出張ドッグサロンビジネスを起業して成功を収めた人と出会ったんだ。彼の話を聞いて驚いたよ。ペット業界未経験でも出張ドッグシャンプービジネスを最短半年で起業して軌道に乗せるノウハウがあると教えてくれたんだ。このノウハウがあったからこそ、今のボクがいるんだよ。」
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