第十八話「【出張ドッグシャンプー】起業のアイディアは生活の中に存在した」の続きです。
二週間という期日を自分に課し練りあげたビジネスアイデア。
それが『出張ドッグシャンプービジネス』。
さて、その発想は何処から来たのか!?
プロのトリマーさんが自宅へやって来て、風呂場や洗面所で愛犬をシャンプーやカット、爪切りや耳掃除もしてくれる"訪問トリミングサービス"。
このビジネスを知った時、とてもいいビジネスモデルだと素直に思った。
飼い主にも犬にも負担が少ないのは間違いない。
ドッグサロンを利用できない飼い主にとってはとてもありがたいサービスである。
しかもプロが家に来てくれるのだからとても安心だ。
でもボクはこのビジネスに物足りなさを感じていた。
と言うのも、ボク自身が愛犬「コロ」を自宅でシャンプーしていた経験からすると、風呂場や洗面所は毛だらけになって掃除はとても大変。
毛の飛び散り方は想像以上で少しの隙間にも入り込んでしまう。
トリマーさんはきっと掃除をして帰るのだろうけど、隅から隅までの掃除はかなりの手間を要するので、完璧に出来そうにない。
となると飼い主さんがもう一度掃除することになりかねない。
それ以前にボクは、見ず知らずの人が自宅の風呂場や洗面所を使われることに抵抗を感じてしまう。
「この辺を改善出来れば、もっといいビジネスモデルになりそうだけどな~」
あれこれ思いを巡らせた。
そんな時、家の外から聞きなれたアナウンスが。
「こちら廃品回収車です。ご家庭内で不要になりました、テレビ、エアコン、洗濯機など、どんなものでも回収します。」
軽トラックで街中を巡回して、いらなくなった家電製品などを回収する移動サービスだ。
「ん?移動サービス?」
「ドッグサロンが移動・・・」
「自宅の目の前までドッグサロンが来てくれて、その中で愛犬をシャンプーしてくれる移動サービス。」
「これなら、自宅の風呂場や洗面所は汚れないし、見ず知らずの人を家に招き入れる必要もない。」
「世の中にはキッチンカーてのがあるよな・・・」
「ドッグサロンカーか!!」
ボクは突拍子もないことを思いつく。
それと同時に心が躍った。
さっそくWebで『ドッグサロンカー』がこの世に存在するのか調べてみる。
「あった!」
パソコンの画面の中に、ボクの突拍子もない発想が映し出された。
第十九話「【出張ドッグシャンプー】突拍子もない発想がビジネスアイデアになり得る」を最後まで読んでいただきありがとうございました。
「ドッグサロンカー」と出会った時の感動は今でも鮮明に覚えています(^^)
次回は、アイデアがビジネスモデルへと昇格する様子をお話しできればと思っています。
それでは次回をおたのしみに~♪
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