第二話「【出張ドッグシャンプー】起業は目的を実現させるための手段」の続きです。
目的を実現させる具体的な手段(仕事)を見つけられないまま時が流れていく。
元々は明るい性格で笑顔が絶えないボクだったが、ストレスからくる精神的な病を発症してからというもの、会社内では笑顔をすっかり無くしてしまった。
同僚との会話は仕事に関することだけ。
雑談をしなくなり、ただ淡々と仕事をこなす毎日。
みんながボクと距離を取っているように感じたが、それを改善しようとする気力はなかった。
会社にいること自体が重苦しく圧し潰されそだったが、営業職ということもあり、外に出る機会を持てたのが唯一の救いだった。
不思議なもので一歩でも会社の外へ出ると気持ちが楽になる。
ボクのお客さんは食品製造工場の設備担当者がほとんど。
仕事柄いっけん気難しそうな人が多いのだが、話してみると人間味のある方ばかり。
ボクはそんなお客さんと話すことが好きだった。
真剣に仕事の話をしながら、時には笑顔で冗談を言ったり、世間話や家族の話をする。
もちろんお客さんなので気を使うこともあったが、長い付き合いの方が多く、つい長居をしてしまうことも珍しくなかった。
お客さんとの打ち合わせを終えて、会社へ戻らなければいけない。
急に足取りが重くなる。
通りの公園でベンチに座り、ぼーっと空を眺ることもあった。
そんな時に決まって考えるのは起業のこと。
ボクの「最高に幸せな人生を送る」という目的を実現するにはどんな手段(仕事)があるのだろう?
それを早く見い出さないと、いずれ圧し潰されそうで怖かった。
第三話「【出張ドッグシャンプー】会社員をしながら起業を考える日々」を最後まで読んでいただきありがとうございます。
この続きは第四話で。
そして最後に。
あなたも圧し潰されそうになったら、無理にそこに留まるのではなく一歩外へ踏み出してください。
そんなお手伝いをするのが出張ドッグシャンプー開業サポートです。
出張ドッグシャンプー開業サポートに関するお問い合わせは、下記のサイトから可能です。どんなことでも構いません。お気軽にお問い合わせくださいませ。